顕微鏡用伸展装置STB-150
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伸展前の血管内皮細胞の位相差顕微鏡像 |
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伸展中の血管内皮細胞の位相差顕微鏡像 |
培養細胞に周期的一軸方向の伸展刺激・圧縮刺激を与えることにより、
生体内の環境により近い状態で細胞を培養することができる装置です。
接着性のある、内皮・平滑筋・上皮・心筋・骨格筋・線維芽・
骨芽・軟骨などの各種細胞の研究や、再生医療に関する研究にお使い頂けます。
生体内の細胞は、常時 さまざまな(周期的な・断続的な)力学的刺激を受けています。
これに対して、通常の静的培養(in vitro)ではこのような刺激は存在しません。
そのため静的培養している培養細胞は、生体の細胞(in vivo)とは多くの点で異なっています。
近年 簡便に均一的な力学的刺激を与える実験装置が望まれていました。
培養細胞伸展システム『すとれっち』シリーズは、その生体内の環境により近い環境を再現する為の装置です。
使用例として
メカニカルストレス感知機構・細胞内シグナル伝達・イオンチャネル解析・遺伝子発現・蛋白質発現・形態観察(蛍光抗体法)等の研究にお使い下さい。
システム特徴
- 従来機に比べ、細胞全体により均一な一軸方向の伸展刺激を与えることができます。
- 本体は伸展運動中も顕微鏡の保温箱の中のステージ上に設置することができます。
- 極薄シリコン膜チャンバーにより、様々な蛍光イメージングの観察ができます。
- 伸展率8通り、速度8通りの組合せで64通りの伸展パターンを設定できます。
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細胞伸展用 ストレッチチャンバー ※オートクレーブ可能
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伸展前の血管内皮細胞の2重蛍光染色像点状構造はvinculin、線状構造はF-actin |
伸展2時間後の血管内皮細胞の2重蛍光染色像 |
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伸展装置本体(STB-150) |
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オプションなど
- 培養液自動還流ユニット
- 電気刺激同期ユニット
- 各種細胞用伸展パターン
- トランスウエル用チャンバー